コロナ自粛中にYahoo出店!
2020年3月下旬から日に日に状況が悪化する業績。
弊社も最初は、状況を静観していました。
しかし、事態は悪化の一途をたどり続けます。
自社のビジネスである「求人関連業務」の未来を考えた時に、アルバイト採用は一定数は需要があるが、社員求人は回復にかなりの時間を要するだろうと考えておりました。
であるならば、自粛の期間をチャレンジの期間に充てようと考え
行きついたチャレンジが、ECの分野へのチャレンジだったのです。
まずは、5月GW明けから仕入先の確保、マーケティング活動、バイヤー活動、オペレーションの仕組み構築を行いながら、初期費用の掛からないYahoo!ショッピングへの出店審査を提出。
無事に審査が通過すれば、Yahoo!ショッピングのページ制作や商品登録などの業務を行っておりました。
そして、2020年6月22日にレディースファッション・キッズファッションのお店である「EL AMOUR(エルアムール)Yahoo!店」をオープンしたのです。
ECビジネスの未来
この10年間、伸び続けたECビジネス。
でも、日本の小売りのECでの購買率は、まだまだ7%程度に過ぎません。
中国が25%程度ですので、まだまだ伸びしろのあるビジネス領域です。
また、実店舗の経営には、家賃や人件費など様々な経費が掛かりますが、ECビジネスは知恵を絞れば、間接コストも低減可能です。
しかしながら、群雄割拠であることは変わりはないので、マーケティング力や仕入れ力は問われ続ける事でしょう。
一方で、ネットビジネスの大半は育てる事に時間が掛かる特性がある為、スタート時期は可能な限り早く始める事が賢明だと思います。
時代は、WEB資産を時間というレバレッジを味方につけて育てる事が得策だと考えますので、ご興味がある方は早くスタートを切られることをお勧めします。
ECビジネスを手掛けて感じたこと
①商品数と売上は間違いなく比例する
⇒商品アイテム数を段階的に増やす必要があります。
ゆえに、緩やかに成長軌道を描くことが大切です。
②店舗口コミが極めて重要
⇒実店舗以上に、店舗への口コミ評価が重要な印象です。
目に見えないBtoCビジネスの為、重要度が実店舗以上だと感じています。
③送料がかなり重い
⇒送料は、やはりかなり高額です。全てを送料無料にすると、売価に転換せざる負えない為、戦略が必要。
④売価転換がしやすい
⇒飲食などでは、なかなか売価アップが難しかったですが(実体験)、ECでは
簡単に売価にコストを転換出来る為、時代のアップダウンに対応しやすい印象。
⑤大手モールで大きく売上を伸ばすには、広告宣伝費がかさむ
⇒大手モールでの出店では、価格の安さ<広告宣伝が効果を発揮する。
無広告で挑むなら、最低1年程度の低空飛行期間を覚悟する必要があります。
⑥同一在庫で複数店舗の出店が出来る
⇒同一在庫で、大手モール各社で複数の店舗展開が可能です。
キャッシュフローの流動性が上がり、販路窓口が増加する為、軌道に乗りやすいでしょう。ただし、オペレーション負担は増加します。
当社では、8月末にSHOPLIST、10月上旬に楽天に出店が決定しております。
まとめ
ECビジネスは、外から見ていた時と実際に取り組んだ時では、見え方が全く異なりました。
必ず、これからの時代に通用するビジネスリテラシーを高めてくれる経験になります。それこそが、未来の業績を高める最大の財産になるのではないでしょうか!
新規事業にECショップ、悪くない一手だと推奨できます!
はじめまして。Connect Innovation代表取締役の稲生です。飲食企業のSVなどを経て脱サラ。採用コンサルティング・社内研修講師・面接代行・スカウトメール代行・求人広告代理店・採用ホームページ制作・求人動画制作など採用・育成・定着にまつわる会社を経営しています。また、コロナ問題を変化のチャンスと新たに「ECショップ」の開店にも取り組んでいます。飲食時代に痛感しましたが、小さな人材課題を放置すると、会社内でいづれ大きな課題に発展するものです。また、経営戦略を構築するには必ず、人材採用育成戦略を構築しなければいけないとも実感しました。このサイトでは、企業側の視点・求職者の視点・採用担当者の視点・ワーカーさんの視点・求人広告営業の視点と様々な視点から人材課題にアプローチしていきます。少しでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
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