【兼務の採用担当者が疲弊する】
兼務で採用担当責任者を行っている方は、悩みが多いものです。
採用活動には、常に費用が掛かり、稟議を上げ、戦略を考え、結果に一喜一憂する。しっかりこなすには、かなりの仕事量となります。
また、兼務ですのでその他の仕事にも追われるため、給与待遇が変わらず、ストレスは増大し、そもそも求人採用周りのプロではない事が複合すると、疲弊しない方がオカシいと思えるわけです。
【採用担当者を疲弊させる言葉】
こんな言葉、無意識に発していませんか?
◇こんなに高いのか!?本当に成果は出るの?
◇費用を掛けたからには、結果を出せよ!
◇そらあれだけお金を掛けたら結果はでるよな!
◇なんで、あんな社員を入社させたのか!?
◇なんでなんな子を最終選考にあげたのか!?
これら全て、採用担当者を委縮させ、ストレスを掛ける言葉の一例です。
正しくは、同業他社の平均採用単価を鑑み、年間必要採用者数を割り出し、それらに見合った予算組みを行い、予算を与える。
予算内で最大の効果を発揮させるために、そのプランに対し意見を言う。
が正解です。
当然ながら、納得感のあるプラン設計だったり、予算以内で目標に到達すれば褒めてください。
【本来、採用担当者はフロントマン】
求職者と最も接する機会が多い、採用担当者は会社のフロントマンです。
会社の第一印象を担っているといって過言ではありません。
彼らがイキイキして、情熱を持って採用活動に当たれる環境を作る事がトップの役目だと思います。
環境の変化、採用ツールの変化、会社の待遇面など様々なバイアスで結果が変動するのが採用活動であり、評価がしにくいお仕事でもあります。
(※現に私が採用担当責任者を担っていた際、新卒来社数を2年で21倍達成した際も、評価がしにくい理由でボーナスは据え置きでした笑)
それらを踏まえたうえで、採用担当者が情熱を持てる考え方を多くのTOPに持っていただければ幸いです。
はじめまして。Connect Innovation代表取締役の稲生です。飲食企業のSVなどを経て脱サラ。採用コンサルティング・社内研修講師・面接代行・スカウトメール代行・求人広告代理店・採用ホームページ制作・求人動画制作など採用・育成・定着にまつわる会社を経営しています。また、コロナ問題を変化のチャンスと新たに「ECショップ」の開店にも取り組んでいます。飲食時代に痛感しましたが、小さな人材課題を放置すると、会社内でいづれ大きな課題に発展するものです。また、経営戦略を構築するには必ず、人材採用育成戦略を構築しなければいけないとも実感しました。このサイトでは、企業側の視点・求職者の視点・採用担当者の視点・ワーカーさんの視点・求人広告営業の視点と様々な視点から人材課題にアプローチしていきます。少しでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
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