【履歴書持参はもう古い】
アルバイト求人で「履歴書不要」が増加中です。一昔前では考えられなかったことですが、時代は大きく変わってきました。
その原因の一つが「人手不足問題」にあります。
少しでも、応募ハードルを下げようとする一つの手段が「履歴書不要の求人」だといえます。
また、求職者が媒体のリコメンド機能の発達によって、併願数が増加しており、その結果として面接に来ない(面接ブッチ、ノーショー)傾向も強まっています。
履歴書作成の煩わしさを軽減することで、応募~面接実施までの時間間隔を狭めるメリットもあります。
【履歴書不要で応募数は変わるのか?】
まずは、このデータをご覧ください。
これは、2020年4月の大阪市全域のバイトルにおける、全募集33,942件のデータ。そして、このデータに「履歴書不要」のセグメントを選択し、絞り込んだデータです。
二つを比べると、「履歴書不要」のセグメントを選んだだけで、約5分の1のヒット件数となっています。
つまり、履歴書不要によりライバル企業の80%が省かれる効果があるという事です。
ライバル件数が減少すると、応募数は比例して向上するのが必然です。
【履歴書不要体制にする為の準備物】
履歴書不要でのアルバイト求人では、企業が事前に準備するものがあります。
~準備内容~
①応募者用のアンケート
面接時にまずは、簡単なアンケートに答えてもらい履歴書の代用とします。
②面接担当者に意図とアンケートの使用を事前に共有
本部と面接担当者の意図の相違が生まれ、面接時にぎこちなくなると求職者の信頼を損ねかねません。
③ご採用時には、履歴書を提出してもらう旨を面接時に伝える事
就業する為には、やはり履歴書提出は必要だと思われます。面接時の負担軽減の為に履歴書不要にしている旨と合わせて必ず伝えるオペレーションを組みましょう。
面接時のアンケートフォーマットを下記より無料でプレゼント致します。
飲食業用アルバイト面接アンケート (380 ダウンロード )
ご活用ください。
はじめまして。Connect Innovation代表取締役の稲生です。飲食企業のSVなどを経て脱サラ。採用コンサルティング・社内研修講師・面接代行・スカウトメール代行・求人広告代理店・採用ホームページ制作・求人動画制作など採用・育成・定着にまつわる会社を経営しています。また、コロナ問題を変化のチャンスと新たに「ECショップ」の開店にも取り組んでいます。飲食時代に痛感しましたが、小さな人材課題を放置すると、会社内でいづれ大きな課題に発展するものです。また、経営戦略を構築するには必ず、人材採用育成戦略を構築しなければいけないとも実感しました。このサイトでは、企業側の視点・求職者の視点・採用担当者の視点・ワーカーさんの視点・求人広告営業の視点と様々な視点から人材課題にアプローチしていきます。少しでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
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