飲食のブランド開発
私が飲食企業に11年在籍した会社は、入社時3店舗だったのが2016年時25店舗(撤退を含めると35店舗程度の出店)と出店数が多かったです。
出店時は、立地にあった業態を新たに開発する事が多く、私も携わる事が多かったです。
印象に残っている業態は、会社初のオリジナルブランドの居酒屋、知識ゼロから挑んだ120席の大箱ベルギービール専門店、シンデレラをモチーフにしたレストランです。
幾度も経験してゆくと、ブランドをゼロから開発するに辺り、しっかり構築しておかなければ開発途中に担当者ごとに認識の相違などが発生し、多くの困難にぶつかる事を学びました。
売れる業態を開発するには、正しい考え方とスキームを持って挑むべきだと強く思うのです。
ブランド開発のスキーム
飲食ブランドを開発するにあたり、まずすべき事は「コンセプトシート」を作る事です。
この「コンセプトシート」を埋めていく事で、ターゲットやお店のブランディングへのポイント、サービスイメージ、収益構造、内装やメニューなどのイメージが膨らんで行きます。
収益を上げるお店創りをするには、競合他社と比較された際に勝てるポイントを尖らせていく必要があります。
次に、「ペルソナ分析」を行う
ペルソナ分析とは、マーケティング手法の一つとして使われ、自社の商品やサービスに対して重要活象徴的なユーザーモデルのことをアピールする際に、ターゲットとして詳細なペルソナを作ることを指します。
ペルソナ分析で、コアターゲットを明確にします。
ブランド開発をしていく中で、ターゲットを絞れば絞るほど開発者は不安になるものです。不安だから、どうしてもターゲットを広げようとする。
その結果、何処にでもある業態が生まれてしまうのです。
そして、ペルソナ分析で生み出したコアターゲットに「どの様な体験をして頂くお店か」などを明確にし、商品・内装・小物・音楽・サービスなど立案していくのです。
コンセプトシートは、理念と同義
会社経営や店舗経営には「理念」が極めて大切です。
判断を迷った際に、理念にもとづける為です。理念があれば、判断軸がブレることなく常に一貫性を持つことができます。
ブランド開発も同じです。複数の人間で役割を分けでブランド開発をする為、認識とGoalイメージを可能な限りカラーで描き切る事が大切です。
ブランド開発は、常に費やせる時間が限られているモノです(物件の契約などの影響)。開発中盤で大きな変更を掛けていくほど、時間的猶予がありません。
最初が極めて肝心なのです。
まとめ
ブランド開発は、コンセプトシートを時間を掛けて練る事をお勧め致します。
しっかり話し合い、コンセプトシートを固める事で開発途中の課題の多くが簡単に解決できるでしょう。
また、業績が芳しくない際は、コンセプトシートに立ち返り、仮説の立て直しもスムーズに行え、打開策の立案にも一役かうはずです。
上記、添付のコンセプトシートをプレゼントいたします。
コチラから、ダウンロード可能です。有効にご利用ください。
はじめまして。Connect Innovation代表取締役の稲生です。飲食企業のSVなどを経て脱サラ。採用コンサルティング・社内研修講師・面接代行・スカウトメール代行・求人広告代理店・採用ホームページ制作・求人動画制作など採用・育成・定着にまつわる会社を経営しています。また、コロナ問題を変化のチャンスと新たに「ECショップ」の開店にも取り組んでいます。飲食時代に痛感しましたが、小さな人材課題を放置すると、会社内でいづれ大きな課題に発展するものです。また、経営戦略を構築するには必ず、人材採用育成戦略を構築しなければいけないとも実感しました。このサイトでは、企業側の視点・求職者の視点・採用担当者の視点・ワーカーさんの視点・求人広告営業の視点と様々な視点から人材課題にアプローチしていきます。少しでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
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