マルチタスクなスキルが必要な飲食店長業
私も飲食店長の経験がありますが、飲食業の店長は非常に多岐にわたる知識とスキルが求められるお仕事です。
経営資源の「人・モノ・金・時間・情報」全てをコントロールする必要がある為、マルチな能力が本来必要なのです。
今は会社を経営していますが、営業マンを育てる方が遥かに容易だと感じます。
1点集中のプロに育てる事より、マルチなスキルを有する人材を育てる方が難しコトと、営業であれば結果=所得アップを極めて分かりやすく仕組み化できますが、飲食ビジネスではそうは行きません。
モチベーションを生み出させる仕組み化も飲食業では、難易度が高いと思うのです。
店長がすべき業務の洗い出しが必須
マルチなスキルが必要だと言った、飲食店長業。
では、店長が日々同時進行ですべき業務は、全て洗い出せているでしょうか?
かなり多岐に渡りますので、下記より業務一覧をダウンロードできるようにしております。こちらをベースに修正を加えて頂き、自社の店長業務一覧を完成させてください。
すべき業務が分かれば、課題が見える
業務一覧が明確になれば、各店長の「なにが出来」「なにが出来ない」からの振るい分けが可能になります。
振るい分けが完了すれば、「出来ない理由」が知識不足なのか、意識不足なのかなどの原因分けを行い、各店長の成長ビジョンを描きます。
そうすれば、おのずと各店長がクリアすべきMISSIONが明確化され、モチベーションを自ら生み出す要因ともなり得るのです。
まとめ
「教育こそが国を創る」と同じく、教育こそが強い会社を創ります。
その教育を形成する為には、まずは業務の洗い出しが大切です。
是非、一度業務の洗い出しを行い、社内教育の糧にされてはいかがでしょうか。
はじめまして。Connect Innovation代表取締役の稲生です。飲食企業のSVなどを経て脱サラ。採用コンサルティング・社内研修講師・面接代行・スカウトメール代行・求人広告代理店・採用ホームページ制作・求人動画制作など採用・育成・定着にまつわる会社を経営しています。また、コロナ問題を変化のチャンスと新たに「ECショップ」の開店にも取り組んでいます。飲食時代に痛感しましたが、小さな人材課題を放置すると、会社内でいづれ大きな課題に発展するものです。また、経営戦略を構築するには必ず、人材採用育成戦略を構築しなければいけないとも実感しました。このサイトでは、企業側の視点・求職者の視点・採用担当者の視点・ワーカーさんの視点・求人広告営業の視点と様々な視点から人材課題にアプローチしていきます。少しでも、皆さんのお役に立てれば幸いです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。